しあわせのコットンボール・プロジェクトの最近のブログ記事

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栃木で30年にわたって有機無農薬農業を行ってきた町田武士さんの指導のもと、
2002年よりスタートした「しあわせのコットンボール」プロジェクト。
  
  
わずか40粒の種から始まり、たくさんのボランティアスタッフの協力に支えられ、
5年の歳月をかけて、当面の目標としていた合計約20kg(種の重さを除く)の
収穫を得ることができました。
  

そして2007年7月・・・
遂に、夢に見た「純国産有機和綿Tシャツ」第一号が完成いたしました。

  

今までご協力いただいたみなさま、そして大地に感謝の気持ちで一杯です!
  

今回完成する有機和綿Tシャツ約90枚の内、一部は、
7月7日に世界9都市同時開催の地球温暖化防止を訴える
コンサート「LIVE EARTH」で、日本独自のオフィシャルTシャツとして採用されることとなりました。
  

このTシャツは、このプロジェクトを始めるきっかけをお創りいただき、
「LIVE EARTH」にも参加される坂本龍一さんのご協力も得て、7月中旬より
Yahoo!チャリティーオークションにかけられ、その収益は、3つのNPO
LIVE EARTH JAPANエコロジーオンライン渡良瀬エコビレッジ)に寄付されます。

詳しい情報は、Yahoo!Japan 「みんなで止めよう地球温暖化特集2007
の「究極のエコTシャツ」ページにて発表される予定です。

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しあわせのコットンボールプロジェクトのオーガニック和綿畑も、
実りの秋を迎えました。


おかげさまで今年は例年以上に天候に恵まれ、
過去最高の収穫が見込めそうです。


渡良瀬エコビレッセンター長の町田武士さんも、
「今までで一番、綿花の色が白く綺麗ですし、見事にはじけています!」
と満面の笑みでおっしゃっていました。


この日も、4名でひとつひとつ丁寧にコットンボールを手で摘み、
2〜3時間で籠ふたつ分の収穫を得ることができました。


追記:

町田武士さんがご自分の生き方、考え方を綴られた、
『やまずめぐる 30年の農的生活を通して』
という素敵な本がソニー・マガジンズより出版されました。
ぜひご一読ください。


渡良瀬エコビレッジプロジェクト

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しあわせのコットンボールプロジェクトで有機栽培している
和綿(茶綿)の花です。


黄色の花びらの奥のほうがエンジ色をしているのが和綿の花の特徴です。


また、空に向かって上向きに咲くアメリカ綿の花と違い、
和綿の花がやや下向き加減に(しとやかに)咲く理由は、
おそらく雨の多い日本で育ってきたからだろうといわれています。


そして写真のような愛らしい黄色い花が咲いている和綿畑には・・・

蝶、こおろぎ、バッタ、かめむし等いろいろな種類の虫だけでなく、
カエルや、シマヘビ!といった小動物達が共存しています。

いよいよオーガニック和綿栽培の楽しさを実感することのできる
実りの季節が今年も近づいてきました。


渡良瀬エコビレッジプロジェクト(しあわせのコットンボール)

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わずか数十粒の和綿の種を蒔くことから全てが始まった
「しあわせのコットンボールプロジェクト」


プロジェクトのスタートから5年の歳月を経て、糸に紡がれたオーガニック和綿が、
ついにカネキチ工業さんの吊り編み機と技術によって生地になりました。


本当にオーガニック和綿がTシャツを創る事が出来る生地になった・・・ 
まさに、感無量です。


「(オーガニック和綿の糸は)想像していたより遥かに綺麗な糸でした。」
「糸の雰囲気に合わせて、度目の違う2種類を試験編みしてみました。」


岡谷さんのご提案によって、度目を2通りに変えて編まれた試験編みの生地は、
自然の風合いをそのままに楽しむためにあえて染色などはせず、綿が持つ油分を
かるく取り除くための湯通しのみを施しました。

度目を、わざと甘めに設定して編まれた生地は、軽やかで優しいものに。
少し度目を詰めて編みこまれた生地は、少し厚みを増して、ふっくらとした感じに。

和綿の個性が活かされ、吊り編み機で無理なテンションをかけずに、じっくりと
編みこまれたためか、どちらもなんともいえない独特の風合いが醸し出されています。


早速、渡良瀬エコビレッジにてプロジェクトのメンバーに、お披露目となりました。

大事に育てた和綿が夢の生地になり、そして触れることができた喜びと共に、
「果たして、どちらの度目の生地で本番の製作を進行していこうか?」
というメンバーにとって嬉しい悩みが、ひとつ生まれました。


カネキチ工業株式会社 (吊り機の解説ページ)
渡良瀬エコビレッジプロジェクト(しあわせのコットンボール)

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ついに糸に紡がれたオーガニック和綿。

「この希少な糸を、どのように生地に編み上げたら良いのか?」
と思い悩んでいたところ、貴重なアドバイスを、
遠山株式会社の遠山さんから頂戴いたしました。


「吊り編み機で編んでみたらいかがですか?」
「給糸口が1口、または2口なので少量の糸でも編むことができます。」
「吊り編み機ならではの、独特な編み上がりの風合いは和綿にも合うと思います。」
「なにより大正紡績さんがレトロな方法で紡がれた糸を、現代の高速機ではなく、
伝統ある吊り編み機で編みたてをするというのは、浪漫に満ち溢れます。」


そして、大正9年創業以来、和歌山で吊り編み機と技術を守り続けていらっしゃる
カネキチ工業の岡谷さんをご紹介いただきました。


「昔から和綿の糸を編んでみたいと思っていました。」
「実は以前、大正紡績の近藤さんにも和綿で糸が紡げないか相談したことがあったの
ですが、和綿の量が揃わなかったりして実現しませんでした。」
「和綿の糸を見るのが、とても楽しみです。」

と、試験編みをご快諾いただきました。


まさにこの出会いは、必然であった?のかもしれません。
またひとつ、このように和綿によって素敵なご縁が紡がれることとなりました。


カネキチ工業株式会社
しあわせのコットンボール(渡良瀬エコビレッジプロジェクト)

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「しあわせのコットンボールプロジェクト」で栽培した有機栽培和綿の、
試験紡績を大正紡績の近藤さんにお願いしてから約2ヶ月。

ついに待ちに待った朗報が届きました。

「和綿がなんとか糸になりました。24番手です。」

わたしたちが、一抹の不安を抱えながらも夢みていたこのニュースは、
繊維業界の方にほど、ちょっとした驚きを持って迎えられるかもしれません。


「(和綿の繊維長は短いため)最新の機械、方法では、
 かえってうまく紡げないことがわかりました。」
「そこで200年位前のイギリスの紡機を参考に、工夫をこらしました。」
「糸の撚りも、和綿に合わせて自然にしました。」
「また時間と手間を惜しまず工程数を増やし、
 マスプロダクトとは異なる“レトロ”な方法によって、なんとか糸に紡ぎました。」


これらのお話を伺っても、
まさに近藤さんのご経験、創意工夫と熱意によって、糸になったといえるでしょう。

想像していた以上にネップも少なく、細く紡がれたオーガニック和綿の糸は、
撚りも穏やかで優しく、とても味わい深いものになりました。


大正紡績株式会社
しあわせのコットンボール(渡良瀬エコビレッジプロジェクト)

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スタートから4年目となった昨秋、
「しあわせのコットンボール」で育てた和綿(茨城)が、
メンバーのみなさんの努力の甲斐あって、
ようやく試験紡績を出来る量の収穫を得られました。


このプロジェクトは開始当初から、和綿はもともと繊維長が短いために、
「Tシャツを作れるくらいの細い糸を紡ぐのは難しいのでは?」
という前例がないために、わからない問題をひとつ抱えておりました。


そのため、この試験紡績は待ち望んでいたもので、
期待と不安が入り混じっています。


試験紡績は、世界各地のコットン栽培事情にも詳しい、
大正紡績の近藤さんにお願いをいたしました。


まず今年初めに、
収穫した和綿のコットンボールを近藤さんに見ていただいたのですが、
「想像していたよりも繊維長があるし、品質もいい。」
「何番手の細さになるかわからないが、紡げる可能性がある。」
と、うれしいお話をいただきました。


近藤さんご自身の手で、試験紡績をしていただけることになり、
どんな糸に紡がれるのか本当に楽しみです。


しあわせのコットンボール(渡良瀬エコビレッジプロジェクト)

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2002年の初めごろ、エコロジーオンラインの上岡 裕さんに、
「日本で栽培された和綿、しかも出来ればオーガニックコットンでTシャツを創ってみたい。」
という夢をお話したことがきっかけとなり、「しあわせのコットンボール」プロジェクトがスタート
いたしました。


エコロジーオンラインさんを中心に、
30年来、有機無農薬農業を続けていらっしゃる「あきつ亭」の町田さんご夫妻が代表世話人を。
和綿の種の保存に取り組んでいらっしゃる鴨川和綿農園の田端さんが貴重な種(茨城)を。
地元のアーティスト、藤井さんが畑に素敵な看板を。
書道家の武田双雲さんが「しあわせのコットンボール」の題字を。
Mr.コットン日比さんやJOCAの皆さんがアドバイスを・・・と自然に輪がひろがっていきました。


種まき、苗の植え付け、草取り、収穫、綿繰り等の作業も、
子供から大人まで多くのボランティアの方々のご協力に支えられて、取り組んでいます。


4年前に40粒の種まきからスタートして、
昨年には、ようやく糸の紡績試験ができるくらいの量の綿花を収穫することが出来ました。


そして今年も5月14日に、1反部くらいの畑に種まきを行いました。


今後、このNEWSページにて、スローで浪漫あふれる「しあわせのコットンボール」の
和綿オーガニックコットンTシャツができるまでの過程を、随時お伝えしていく予定です。


エコロジーオンライン (上岡さんのエコ・コラム)
しあわせのコットンボール(渡良瀬エコビレッジプロジェクト)

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